会員様インタビュー

[2017-08-10] 「会員様インタビュー」 No.030[有限会社淡路 片山 恭啓様]

「会員様インタビュー」 No.030[有限会社淡路 片山 恭啓様]

今回の会員様インタビューは、昭和35年(1960年)の創業以来、

 「ポリエチレン製品」の製造販売事業、「イベント用品・事務用品」のレンタル事業を

中心に淡路島の南あわじ市で飛躍的な成長を続ける「有限会社淡路」の営業課長

片山さんに インタビューを行いました。


事務局:「片山さん、本日はよろしくお願いします。早速ですが、

『有限会社淡路』の創業から現在に至るまでの話を簡単に教えていただけますでしょうか。」

片山さん:「弊社名は事業部が2つ存在しています。

『ポリエチレン製品製造販売事業部門の淡路ポリエチレン』と『レンタル事業部門の

淡路レント』です。

今から56年前の昭和35年に、南あわじ市にある麺製造販売会社『有限会社井上商店』

の先代の三男である『井上昌三』が、袋業界が紙袋からプラスチック製の袋に市場が

変わっていくときに、ポリエチレン製袋の製造を本格的に事業化したのが始まりです。

現在では、官公庁のごみ袋をはじめ、各種工業用袋・レジ袋などを製造販売しております。

最近では、環境に配慮したポリエチレン製品』の需要増加に合わせ、

『地球環境に配慮した再生材料を使用したポリエチレン製品』の製造販売事業も

行っております。

続いて、1990年に『レンタル事業』を開始しました。

 レンタル事業については、当時海外旅行ブームで需要があった個人向けの『スーツケース』や、

病院の入院患者向けの『病室のテレビレンタル』などから、事業をスタートし、

『対応力』『営業力』を活かした『イベント企画・設営・運営』事業を開始し、現在に至ります。


事務局:「片山さんありがとうございます。続いて、片山さん自身の生い立ちを

 教えていただけますでしょうか。」

片山さん:「1976年に地元淡路島の洲本 で『三洋電機』で働く父親のもと生まれ、

 小学校から高校生まで淡路島で過ごしました。

 小さいころからパソコンが大好きで、一人っ子だったこともあり、いろいろ習い事を

 していた中で、小学校2年のころからパソコン教室にも通っていたのですが、

 唯一続いた習い事がパソコン教室のみでした。

高校卒業後には『情報学部』があった『神戸の流通科学大学』へ進学し

経済情報学を学んできました。

卒業後はパソコンのスキルを活かし、『HPやシステム構築ができる』ことを

アピールしながら就職活動をした結果、大阪のとある外食産業の会社に入社した

 のですが、

入社当時から朝の8時から夜11時まで毎日休み無しで、現場で働き続けた

 結果、体を壊し1ヵ月で退職することに。

 その後、『パソコンが使える人が欲しい』との要望もあり、地元淡路島に戻って、

 22歳で『有限会社淡路』に入社しました。

入社後は自分が得意とする社内のシステム開発などの仕事を3年ほどしていたのですが、

一つの事をやって満足しているのでは、会社側はそんなに特にならないと思い、

会社の仕入れの仕事などもこなしました。

さらに25歳の頃、当時の社長から、『営業に行って売上とってこい』と言われ、

これをきっかけに、『本気で営業せなアカン』と奮起し、営業を本格的にはじめました。

26歳の頃、島内の大手スーパー『リベラル』に1年間通い詰めた結果、

 レジ袋の受注が決まり、大きな取引を獲得しました。

その後も『営業成績をあげて社長の右腕になる』と決意し、当時上司が担当

 していた『三洋電機』の担当を『自分にやらせてほしい』と申し出、

売り上げを約5倍まですることができました。

 この時も、何度も何度も先方の担当者のところに通い、信頼関係を構築できた

おかげで、『携帯電話用のリチウムイオン電池商品の袋』を弊社1社で

製造することになり、地道な努力が実を結びました。

そして私が30歳になる頃、当時兼業農家をしていた年配の社員が引退することになり、

『レンタル事業』の営業を本格的にスタートしました。

『官公庁』を中心に周り、『式典』『セレモニー』などのイベントの案件をこなしながら

 信頼関係を築き、 今では『クライアント側から相談を受ける』ケースも多くなってきております。」


 事務局:「ありがとうございます。それでは次に、片山さんは『どんな想いで 仕事をされているか』

そして『競合他社に対して御社の圧倒的な強み』について お聞かせ頂けますでしょうか。」

片山さん:「1つ目は『淡路島内での仕事には何かしら関わる。』という想い。

2つ目は『小さい会社なので、後輩たちの分も稼がないと。』という想いで仕事をしています。

淡路島に生まれた人間として誇りを持って仕事をこれからも続けていきたいと強く想っております。

続いて『弊社の強み』ですが、大きく3点あります。

 1番は『安心・安全』を重視していること。2番目は『スピード感のある対応』が  可能なこと。

3番目は『柔軟な価格面での対応』が可能なこと。です。

具体的にはそれぞれ、『強風対策など考えられるあらゆる状況を想定して準備を行う』ことで

弊社施工のイベントは『安全対策が万全』との評価を頂いており、

『社内で図面作成・看板サイン出力等が可能』ですので、クライアントの要望  に対して

スピード感のある対応が可能となっております。

そして『自社でトラックを所有している』ため、搬入搬出にかかる物流コストを  抑えられること、

及び急な備品の追加変更事項等にも迅速かつ柔軟な対応が 可能となっております。

このような『強み』を活かして、今後も事業の推進を図っていきたいと思います。」

事務局:「片山さんありがとうございます。それでは最後に今後の展開について教えていただ

けますでしょうか。」

片山さん:「はい、まず『ポリエチレン製品製造販売事業』については、製造コスト削減のために、

これまで中国で製造していたものを、関税の関係でベトナムの製造工場に徐々に切り替えております。

今後『低価格かつ高品質な』ポリエチレン製品を島内外へも販売拡大して参ります。

次に『レンタル事業』ですが、収益拡大のために『平日のレンタル需要』に対して弊社の

レンタル商品を供給することを目的に、主に島外の『平日も開催している展示会・博覧会』等の

イベント案件の獲得に注力して参ります。」


事務局:「片山さん、本日はお忙しい中ありがとうございました。今後も御社の活動を支援させて

頂きますのでよろしくお願いいたします。」

ご興味ある方はぜひお問合せください。

有限会社淡路
『ポリエチレン製品製造販売事業部門の淡路ポリエチレン』
『レンタル事業部門の淡路レント』
〒656-0478兵庫県南あわじ市福永362-7
TEL:0799-42-5333
http://yu-awaji.com/