[2017-08-04] 「会員様インタビュー」 No.025[有限会社井上商店 島田 拓也様]今回の会員様インタビューは淡路島の南あわじに拠点を構える、 創業117年の老舗 麺製造販売会社「有限会社井上商店」の 島田さんにインタビューを行いました。
事務局:「島田さん、本日はありがとうございます。早速ですが、 島田さんの生い立ちについて教えてください。」 島田さん:「生まれは南あわじの阿万というところに生まれ、小中高と 野球に没頭する少年時代を過ごしました。 朝から晩までずっと野球をするほど、1つのことに集中する性格は子供のころから 変わっていません。 高校卒業後は、大阪の「中央卸売市場」に勤め、青果のセリの仕事を約12年間 毎日行っていました。 そして地元淡路島に戻り、これまで培ったノウハウを活かそうと 「食品関係の仕事」を探す中で、現在の「有限会社井上商店」さんに出逢い、 入社。入社当時は営業マンとして各地を飛び回り必死の想いで商品を 販売、その頃はトラックでの商品配送も自分で行い、お客さんに直接商品を 届けていました。その後、製造部門の仕事も経験し、現在は、商品開発にも 携わって新商品の開発を行っています。」
事務局:「島田さん、ありがとうございます。続いて島田さんはどんな想いで 仕事をされているのか教えて頂けますでしょうか」 島田さん:「井上商店で働く従業員が『この会社にきてよかった』と思えるように 会社を成長させる」という想いで日々仕事を行っています。 会社の収益を向上させるために、具体的には利益率の高い『自社商品』の比率を 高めることを念頭に開発・販売を行っています。」
事務局:「ありがとうございます。それでは次に『競合他社に対して、圧倒的な 御社の強み』を教えていただけますでしょうか。」 島田さん:「はい、それは『他社が真似できない、60年かけて作りあげた当社の技術』 です。当社が現在3代目が代表を務めていますが、創業よりモットーとしているのが 『他社が作れないものを作る』ということ。特に主力商品である『わかめ麺』は 多くの加工会社が『粉末状にしたわかめ』を麺に練りこんで製造するところを、 当社では独自の技術で『ペースト状にしたわかめ』を麺に練りこむことができる ので、『よりわかめの風味を味わうことができて美味しい』と評判です。 ちなみに、当社が戦前から製造していた『アイスキャンディー』の冷凍技術を使用し、 昭和33年に日清がチキンラーメンを発売する前から『冷凍ラーメン』を発売してい ました。そして冷凍技術を活用して最近商品開発したのが『淡路島の恵』という名の アイスクリームで、特産品の『淡路島牛乳』『淡路島牛乳の飲むヨーグルト』 を原材料として使用し、牛乳本来の甘さを引き出した濃厚な味が特徴で、 焼肉店などの飲食店で『食後のデザート』として人気です。」
事務局:「島田さん、本日は貴重なお時間を頂きありがとうございました。」 飲食店様向けの業務用商品もそろえております。 ご興味がある方はぜひお問い合わせください。 「有限会社井上商店」 |