今回の会員様インタビューは、高級料亭、料理旅館向けの「業務用食材」の製造を 中心に、地元淡路島産の「玉ねぎ」「鳴門オレンジ」を使ったドレッシング、 ポン酢、ソース、マーマレードなどの小売用商品など、「ほんまもんの味」にこだわった 商品をつくり続ける「浜田屋本店」の濱田昌宏社長にインタビューさせて頂きました。 事務局:「濱田社長本日はよろしくお願いします。まず濱田社長の生い立ちと 浜田屋本店さんのこれまでの経緯を教えて頂けますでしょうか。」 濱田社長:「大阪産業大学の経営学部を卒業後、大手ディーラーの大阪日産 モーターに営業マンとして入社し、各営業所をまわりながら営業の基本を 叩き込んでもらいました。 1年半ほど営業をしていたのですが、当時の社長である父が開発した商品 『扇そうめん』が大ヒットとなり、忙しくなってきたとのことで、 父の仕事を手伝うために淡路島に戻ってきました。 そのような中、業務用食品業界にも"安価な中国産冷凍食品"が 大量に参入してきて厳しい市場となってきました。 さらに、淡路島内でも『地元で作った商品』が無かったため、 『ホンモノ志向』の淡路島産食材を使って淡路島で製造する 『ほんまもんのお土産品』をテーマに小売用商品の商品開発を本格的にスタートしました。 なかでも当社のヒット商品である「淡路島ソース」「玉ねぎ和風ドレッシング」については、 兵庫県の井戸知事に味見して頂き、美味しかったとお墨付きを頂きました。 事務局:「濱田社長ありがとうございます。それでは、皆さんどのような想いで 仕事をされてますでしょうか。」 濱田社長:「『淡路の高齢者の方々にいつまでも元気でいて欲しい』という想いで ものづくりをしています。私もそうなのですが、昭和30年代に生まれた方々の寿命が 当時の"化学調味料・合成着色料・インスタント食品ブーム"の影響で短くなっている と言われておりますので、私たちは『体の健康と心の健康に繋がる食』をつくり続け 提供していくことにこだわり、淡路島を元気にしたいと思っています。」 事務局:「ありがとうございます。それでは最後に、競合に対しての圧倒的な御社の 強みを教えてください。」 濱田社長:「『他社にないオリジナルの商品が作れること』が一番の強みです。 実は父の濱田稔が発明家でして、当社の工場にある機械も良く改造して 使用しています。 そのため、他社が標準の商品のみ加工製造を行う中、 当社は他社に無いようなオリジナリティのある商品を製造できるのが圧倒的な強み と考えています。」 事務局:「濱田社長、本日は貴重なお話を頂きありがとうございました。」 淡路島の食材を使った「ほんまもん」の商品づくりにこだわる浜田屋本店様。 よろしければお問合せください。 「株式会社浜田屋本店」 所在地:兵庫県洲本市安乎町平安浦1864-8 連絡先:0799-28-0330 http://www.hamadaya-honten.jp/
一覧に戻る