会員様インタビュー

[2017-06-25] 「会員様インタビュー」 No.012[ふくカフェ 店主 樫本善嗣様]

「会員様インタビュー」 No.012[ふくカフェ 店主 樫本善嗣様]

今回は「南あわじで"ほっこり"した空間で美味しい"淡路島カレー"と"極上のコーヒー""ワッフル"が頂ける

大人気の古民家カフェ『ふくカフェ』のオーナー 樫本義嗣さん」にインタビューさせて頂きました。


事務局:「樫本さん、本日はよろしくお願いします。早速ですが、生い立ちを教えてもらえますでしょうか。」

樫本さん:「はい、商人の町大阪の堺に生まれ幼少期から小学校・中学校まで過ごし、大阪の天王寺にある

高校へ進学した後"ホテルの専門学校"に通ってました。

専門学校時代には、大阪中之島の『リーガロイヤルホテル』などで働かせて頂き、ホテルにおける

サービス・ホスピタリティを実践を含め学んできました。」


事務局:「樫本さんがホテルマンになろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。」

樫本さん:「小学校の時に両親と行ったとあるリゾートホテルで出逢ったホテルマンに憧れたのがきっかけ

です。」


事務局:「そうだったのですね。一流のホテルマンのサービスは本当に人生に影響を与えるほどの感動があり

ますよね。その後はどのような道に進まれたのでしょうか。」

「ホテルの専門学校卒業後は、ホテルで仕事したいと就職活動したのですが、1番行きたかったホテルに

残念ながら入れなかったため、趣味であるバイクに関する仕事をしようと、『ドライバースタンド』という、

バイクのパーツを販売する店舗で6年ほど働きました。

そしてバイク仲間といろいろな所へツーリングしているうちに、『バイカーが集まる場所が欲しい』という

想いから『自分でカフェをやろう』という想いが芽生え、『大阪で行列のできるカフェ』で(ケーキの専門

学校にも通いながら)1年間修行していたのですが、『決められた中でものごとを進めることしかできない』

と気づき、再びホテル業界に戻ることにしました。

その後は「ダイワロイヤルホテルグループに入社し、石川県の『山中温泉河鹿荘ロイヤルホテル』のフロント

でホテルマンとして働いていました。そこで働くなかで、『やるからにはトップを目指したい』と思い、

1か月ほどイギリスに渡り、とある『5つ星ホテル』で勉強もしてきました。

そのような中、会員制ホテルグループの『エクシブグループ』から声をかけられ、『エクシブ京都八瀬離宮』

のスタッフとしてヘッドハンティングを受け、しばらく働かせて頂いていました。

その後、『エクシブ箱根離宮』のオープンイングスタッフとして働かないか、と誘って頂いたのですが、

関西で暮らす両親のこともあり、お断りさせて頂きました。

そして同時期にご縁があって『エクシブ淡路島』に移って仕事を始めました。

そして、エクシブで働いているときに人生を変える運命の出逢いがあったのでした。


エクシブ淡路島を良くご利用されたいたとある住職との出逢いがきっかけで、檀家さんである今の「ふくカフェ」

の家のオーナーにお逢いしたのです。

せっかくのお話でしたので、まずは古民家に住んでみました。

淡路島の南あわじ、山の中の古民家でゆったりと暮らしているうちに、ある日『そうだ、この場所でカフェ

をしよう』と思い、SNSサイトのミクシィで『カフェオーナーのコミュニティ』を立ち上げたところ、

大阪のデザイナーさんなどいろいろな人とつながることができ、当時和歌山にいた、今の奥さんとも出会う

ことができ、一緒にカフェのオープンを手伝ってもらいながら、自分達で内装工事などをやりながら、

周りの皆さんのおかげで『ふくカフェ』を無事に開店することができました。

オープンしてからも淡路島で活動するいろいろな方々とつながることができ、定期的にカフェの敷地内で

イベントなども開催させて頂いています。


事務局:「樫本さん、これまでの生い立ちの話ありがとうございます。続いては樫本さんはじめ皆さん

どんな想いで仕事をされているのでしょうか。教えて頂けますか?」

樫本さん:「はい、自分自身がホテル業界の仕事に全力で没頭していたときに『とてつもなく疲れていた

自分』を癒してくれたのが京都のとあるカフェでした。

その頃『今度は自分がみんながほっこりできる場所を作りたい』という強い想いが生まれ、

これまで、そしてこれからも、スタッフと一緒にふくカフェを『訪れる人みんながゆったりとほっこり

とできる場所にしよう』という想いで日々頑張っています。」


事務局:「樫本ありがとうございます。次に、最後に樫本さんとふくカフェさんの今後の展望について

教えて頂けますでしょうか。」

樫本さん:「私がこれまで一番時間を費やして学んできた『ホテル業』でのサービスと、一番お金を費や

してきた『バイク』で学んだことを元に、『お客様がそれぞれ、一番好きな場所で、挽きたて・淹れたて

の美味しいコーヒーを飲めるシーン』を提供したい、と考えています。

具体的には、これまでの自身の『コーヒーマイスター』としての資格を活かすと共にバイク仲間からの

話も聞きながら、『誰でも簡単にいつでもどこでも挽きたて・淹れたてコーヒーが飲めるキット』

のようなパッケージ商品みたいなものを開発し、世の中のコーヒー好きユーザーたちに広めていきたいと

考えています。」

事務局:「樫本さん、本日はお忙しいところ貴重なお時間を頂きありがとうございました。今後も

一緒に淡路島の地域活性化活動を行っていきましょう。今後ともよろしくお願いします!」

ということで、2016年の1回目のインタビューは、淡路島南あわじのほっこり古民家カフェ「ふくカフェ」

オーナーの樫本義嗣さんでした。

皆さんよろしければぜひお店に行ってみてください。

ほんとに癒されますよ。

 

「ふくカフェ」

兵庫県南あわじ市倭文長田224

TEL:0799-53-6170

http://www.fuku-cafe.net/